はじめに
今回のテーマは「特別支援学校と特別支援学級の違い」についてです。
知的障がいのあるお子さんをお持ちの方にとって、お子さんの進学先を決めるのは大きな選択のひとつです。私自身も、長男の進学を考える中で多くの情報を調べ、見学をしながら最適な選択を模索しました。
この記事では、特別支援学校と特別支援学級の違い、そして私たちが特別支援学校を選んだ理由について共有したいと思います。
4月より特別支援学校に入学予定
わたしの8歳の長男は、第一種知的障害(A判定)であり、特別支援学校の2年生です。
3歳の時点で発語がなく、児童相談所に相談したところ「自閉症スペクトラムの疑いがある」と診断されました。幸いにも、保育園で継続して保育を受けることができ、加えて療育機関にも週1回通うことができました。先生方や支援スタッフの皆さんには本当に感謝しています。
進学を考えるにあたっては、保育園卒業の1年前から改めて医師の診察を受けながら、妻とともに特別支援学校と特別支援学級のどちらが適しているかを慎重に検討しました。
特別支援学校と特別支援学級の違い
お子さんの特性や発達の程度によって、どちらが適しているかは異なります。ここでは、それぞれの違いを整理してみます。
特別支援学級とは?
特別支援学級は、公立の小中学校内に設置される特別なクラスです。
- クラス編成: 一クラス最大8名までの少人数制
- 支援内容: 個々の特性に応じた指導を受けられる
- 通常学級との交流: 運動会やクラブ活動、給食などの学校行事は通常学級の子どもたちと一緒に行うことができる
- 対象となる児童: 軽度から中等度の知的障がいや発達障がいがあるお子さんが多い
- 学習内容: 基本的には通常学級のカリキュラムをベースにしており、特性に合わせた支援が行われる
特別支援学級のメリットは、通常学級の子どもたちと交流しながら学習できる点ですが、一方で学習内容は通常学級と近いため、お子さんの発達状況によっては負担になることもあります。
特別支援学校とは?
特別支援学校は、障がいのある子どものための専門的な学校です。
- クラス編成: 一クラス最大6名までの少人数制
- 支援内容: 生活自立支援を中心に、個別の特性に応じた教育が受けられる
- 学習内容: 算数や国語といった教科学習も、個々の発達レベルに合わせた方法で指導
- 対象となる児童: 重度の知的障がいや身体的な障がいがあるお子さんが多い
- 設備・環境: 医療的ケアが必要な子ども向けの設備が充実していることが多い
- 通学手段: 学校数が少ないため、スクールバスが運行されていることが多い
特別支援学校では、学習だけでなく、生活スキルの習得に重点を置いた教育が行われます。食事や身支度など、日常生活に必要な能力を伸ばす支援が充実しているのが特徴です。
特別支援学校を選んだ理由
わが家の場合、長男の発達のペースを考慮した結果、「特別支援学級では少し難しいかも」と判断し、特別支援学校を希望しました。
特別支援学校を選んだ主な理由
- 発達のペースに合わせた個別支援が可能
- 生活自立のためのサポートが手厚い
- 専門的な支援体制が整っている
- スクールバスの運行がある
長男の場合は、まずは集団生活ができる、身の回りのことを自分でできるようになる、という部分から成長していくことを期待しました。
そして、様々な学びや遊びの中で、着実に成長しているのが見てとれます。
学校から日誌で詳しく普段の状況を教えていただけるのもありがたい部分です。
まとめ:子どもが楽しく過ごせる環境を選ぶ
お子さんの進学について悩まれる方は多いと思います。
私たちも、特別支援学級と特別支援学校のどちらが良いのか迷いました。しかし、最終的には「わが子にとって最も無理のない環境はどこか?」を考え、特別支援学校を選ぶことにしました。
子どもたちの特性はそれぞれ異なるため、一番大切なのは「子どもが楽しく過ごせる環境を選ぶこと」だと思います。
子どもが「楽しいな、幸せだな」と思える瞬間を少しでも増やすために、親としてできることを考えながら、これからもサポートしていきたいです。
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
お子さんの進学先を決めるにあたり、不安や迷いはつきものですが、少しでもこの記事が参考になれば嬉しいです。
何より大切なのは、親自身が前向きに楽しむこと。子どもは親の気持ちを敏感に感じ取るものなので、親が笑顔でいれば、子どもも安心して学校生活を楽しめるはずです。
それでは、明日も頑張りましょう!
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